学生生活・就職のTOPICS 久留米大学業界研究会を開催
12月15日から19日にかけて、御井本館2階ラーニングコモンズB・Cにおいて「久留米大学業界研究会」を開催しました。本研究会は、就職・キャリア支援課の支援行事として、業界の特徴や企業の取り組みを知り、将来のキャリア選択に役立てることを目的に実施されたものです。期間中は、合計20社の企業にご参加いただきました。
参加企業
東京海上日動火災保険(株)/(株)鴻池組/一番食品(株)/(株)イズミ/日本赤十字社福岡県支部/(株)アジュバンホールディングス/(株)デンソー九州/福岡トヨタ(株)/(株)日本旅行/(株)フランソア/(株)三好不動産/KOYO証券(株)/コカ・コーラボトラーズジャパンベンディング(株)/日本貨物鉄道(株)/ミズノ(株)/正晃(株)/(株)Plan・Do・See/トヨタモビリティパーツ株式会社九州北部統括支社/(株)JALスカイ九州/日本銀行
本研究会には、授業科目「キャリア・プロジェクト」(担当:酒井佳世准教授)を履修する文・人間健康・法・経済・商学部の3年生22名が学生スタッフとして参加しました。昨年に続き、授業と連動したプロジェクト活動で、学生たちは企画段階から運営まで主体的に携わりました。
学生スタッフは、企業へのオンラインインタビューの日程調整、当日の司会進行やアテンドに加え、事前準備として企業研究にも力を入れました。企業のホームページや公開情報をもとに業界・企業理解を深めたうえで、そこには掲載されていない内容や、担当者の思い、仕事のやりがいなどを引き出す質問を考え、インタビューを実施。その内容をインタビューシートとしてまとめ、他の学生が業界研究に活用できる資料として完成させました。また、イベント告知として授業内でのプレゼンテーションやポスター、Instagramを活用した広報活動も担当しました。
当日は、二部構成で、一部では各回20分のクール制で企業担当者による業界・企業説明が、二部では質疑応答と交流会が行われました。学生スタッフは、参加者に積極的に声をかけ、質問しやすい雰囲気づくりにも努めました。初めて企業の説明を聞く1・2年生や、自分の志望業界と照らし合わせながら話を聞く3年生の姿が見られ、学年を越えた学びの場となりました。
学生スタッフである商学部3年の長田歓太さんは、「初めて企業の方にオンラインでインタビューを行い、言葉遣いや、どこまで踏み込んで質問してよいのか悩む場面があった。今回は、普段は合同説明会などに参加されない企業にも参加していただき、とても貴重な機会だったと感じている。自分自身もさまざまな業界の話を直接聞くことで視野が広がった。他の学生から『参加してよかった』という声を聞き、大変なことも多かったがやってよかった」と話してくれました。
学生が主体となって企画・運営を行う本学の業界研究会は、履修学生にとって実践的な学びの場であると同時に、参加した学生にとっても将来の進路を考えるきっかけとなりました。