学生生活・就職のTOPICS 医学科4年生が人命救助の経験を学会で発表し表彰 建学の精神「仁」を体現
久留米大学医学部医学科4年の吉田彩夏さんが、学会市民講座において自身の人命救助経験をもとに講演を行い、市民への救命意識の啓発に貢献したとして、感謝状が授与されました。
吉田さんは、買い物中や電車内で突然倒れた方に遭遇した際、声かけや意識・呼吸確認、周囲への救急要請などを行った経験を有しています。これらの経験について、「特別な医療行為ではなくても、“まず声をかける”ことが大切であると実感した」と振り返っています。
今回の市民講座では、自身の体験を通して、「知識を持つこと」と「実際に行動すること」の違いや、日頃のシミュレーション教育・実習経験が行動への心理的ハードルを下げたことなどを紹介しました。また、医学生として学ぶ救命教育が、実社会の場面でどのようにつながるのかについても語りました。
講演では、「自分にできることをしようと思った」という率直な思いとともに、周囲の人が最初の一歩を踏み出すことの重要性を伝え、市民に向けた救命意識の啓発につながる内容となりました。
こうした発信活動が、医療や救命に対する理解促進と市民啓発に寄与したことが評価され、このたび感謝状が贈呈されました。
吉田さんは、「経験を言葉にして共有することで、自分自身も改めて学びを振り返る機会となった。今後も学びと実践をつなぎながら成長していきたい」と話しています。