学生生活・就職のTOPICS 久留米大学附設高校の上道一晃さん、国際天文学・天体物理学オリンピックで銀メダルを獲得!
2026年9月25日から10月5日にかけて、ベトナムのハノイで開催された「第19回国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA2026: 19th International Olympiad on Astronomy and Astrophysics)」に日本代表として出場した上通 一晃さん(高校2年生)が、銀メダルを受賞しました。
国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA)とは
IOAAは、中等教育修了以前の生徒のための天文学・天体物理学の国際大会で、2007年から毎年開催されています。大会は、特に青少年への一般教育を通じて、天文学と関連するSTEM科目への関心向上や、天文学・天体物理学の学校教育の促進、国際交流の強化を主な目的としています。
また成績優秀者には、金メダル(補正後の得点率が80%以上)、銀メダル(同65%)、銅メダル(同50%)、優良賞(理論試験または実技試験の点数が基準点以上で銅メダルの基準に達さなかった場合)などが与えられます。
今回のベトナム大会には、65の国と地域から320名の選手が参加しました。
上道さんに今回の経験についてお話を伺いました
天文学・天体物理学オリンピックに興味を持ったきっかけは、国際大会に日本代表として進出する先輩の姿を見たことでした。「自分も挑戦してみたい」と思い、参考書を2冊購入し、分からない部分はAIに質問しながら独学を進めました。
今年の1〜2月に開催された日本天文学オリンピックに参加し、日本代表候補に選出。その後の通信研修や合宿研修を経て、無事に日本代表へと選ばれました。
大会の試験は理論と実技に分かれており、実技試験はデータ解析、望遠鏡などを使用する観測、プラネタリウム内での星空観察の3ラウンドで構成されています。また、他国の生徒とチームを組んで挑む競技も行われました。望遠鏡で指定された天体を探す実技は慣れてなくて難しかったです。結果発表までメダルが獲れるか不安だったので、メダル獲得がわかった瞬間は心からほっとしました。
ハノイ滞在中には海外の参加者や日本代表の仲間と交流を深めました。同年代の仲間たちの環境の違いや、将来の選択肢を知る中で、自分の視野が大きく広がる貴重な体験となりました。天文学は未解明なことも多く、大まかに式を立てて未知の事象に思考を巡らせる時間はとてもワクワクします。
今回、日本代表として国際オリンピックに参加できたことは、私にとって素晴らしい経験でした。現在は次の挑戦として物理学オリンピックに挑んでいます。日本代表候補に選ばれ研修を受けているところなので、再び代表に選ばれるよう全力を尽くしています。
久留米大学は、世界を舞台に挑戦し続ける上道さんの今後ますますの活躍を応援しています。