学部・大学院のTOPICS 看護職を志す128名 決意新たに 令和8年度戴帽式を挙行
10月2日、筑水会館において、令和8年度医学部看護学科の戴帽式が挙行され、2年生128名が戴帽(ナースキャップ・エンブレム)を授与されました。
これまでは、女子学生にはナースキャップ、男子学生にはエンブレムが与えられていましたが、今年度からは、新たに、女子学生もナースキャップかエンブレムを選択できるようになりました。
12月からの本格的な臨地実習を前に、看護職を志すものとして、決意を新たにしました。
戴帽式は、看護師を目指す学生たちが、2年時の実習(12月に行う病棟での看護学実習)に臨む前に、教員から学生一人一人にナースキャップが与えられ、看護の道へと進む自覚と覚悟を深めるための儀式です。
現在では安全、感染症対策などの面からナースキャップの使用はほとんどなくなっており、戴帽式を行う看護大学も少なくなっています。本学科の実習先の一つである久留米大学病院でも、既にナースキャップの着用を廃止していますが、本学では看護職を目指す決意を新たにする節目の行事として戴帽式を行っています。
戴帽生のナースキャップは、昭和8年から平成16年9月までの70年余り久留米大学病院のナースが着けていた由来のある独特のデザインで、同窓会から寄贈していただいた1枚の布を看護学科の教員が一針一針心を込めて縫製しています。このナースキャップは、学生が看護学を学ぶ道程で心の励みとなっています。尚、男子学生及び7名の女子学生には、キャップの代わりに肩に付けるエンブレムが授与されました。
式では、ナースキャップとエンブレム授与の後、代表学生が「わたくしたちはこの佳き日に、白衣をまとい、ナースキャップ、並びにエンブレムをいただきました。この尊い節目に立ち、命に寄り添う者としての責任と誇りを深く胸に刻んでおります。先人たちが紡いできた看護への想いを受け継ぐわたしたちは、かけがえのない命と真摯に向き合い、不安や苦しみに寄り添える看護を目指してまいります。また、日々の学びの中で生まれる出会いへの感謝を忘れず、優しさと真心に満ちた心を育んでまいります。人々に、安心と安らぎを。病める人のそばに温かな支援を。そして看護の未来に、希望の灯を。今ここにいる同じ志を抱く128名の仲間とともに、支えてくださるすべての方々への感謝を忘れず、喜びも悲しみもともに分かち合いながら、看護の道を歩んでいくことをここに誓います。」と決意の詞を述べました。
厳かな雰囲気の中で挙行された戴帽式を終えた学生の中には、緊張から解放されてほっとしたのか感極まる学生もいました。また、どの学生からも、それぞれ「患者さんやご家族に寄り添える看護師を目指したい」「今日のこの気持ちをずっと忘れないように頑張っていきたい」など、決意と喜びの声が聞かれました。
授与されたナースキャップ、エンブレムを心の励みとして、学生たちは決意新たに臨地実習に臨みます。