お知らせ 心房中隔欠損症のカテーテル手術(ASD)の治療成功件数が1000件目を迎えました

10月2日、久留米大学病院で心房中隔欠損症(しんぼうちゅうかくけっそんしょう)の心臓カテーテル手術を行い、当院での治療成功件数が1000例目を迎えました。これは全国で3番目、九州では1番の治療成功件数です。

心房中隔欠損症とカテーテル治療の特徴について

心房中隔欠損症について

生まれつき心臓の右心房と左心房の間の「心房中隔」と呼ばれる壁に、穴(欠損孔)が開いている心臓病です。1000人に2-3人の割合で発症しますが、幼少期に気付かないまま放置すると穴が大きくなり、さまざまな症状を引き起こします。治療法は、外科的な開胸手術とカテーテル治療があります。

カテーテル治療の特徴

・開胸せずに、足の付け根や腕の小さな切開から管や特殊な道具を心臓や血管まで到達させて治療するため、胸が痛くなく、心臓を止めずに行うので身体の負担が少ない

・日常生活への復帰が早く、入院日数が少ない

詳細は大学病院外来にてお問い合わせください。


小児科学講座 須田 憲治教授のコメント

問い合わせ先

久留米大学病院小児科 小児循環器外来

TEL:0942-35-3311(代表)