地域貢献のTOPICS Dr.BUNBUNのイベントで、医学科生が子どもたちに「テディベア病院」を開講

11月26日久留米シティプラザにて第11回Dr.BUNBUNのイベントが開催されました。2013年から始まったこのイベントは、「STEAM education」の教育概念に則り、子ども医学部、おしごと・まなび体験、アート体験、スポーツ体験など、ジャンルを縦断した体験によって子どもたちが「ワクワク感」を感じることが出来るような「体験・ まなび型イベント」です。
本学医学部のボランティアサークル「テディベア」は、テディベア病院プロジェクトと題し、子どもたちに診察ロールプレイをたのしんでもらう、“ぬいぐるみ診察”というものに加え、“メディカルミステリーツアー”と題して、子どもたちに医学について少しでも興味を持っていただけるように、クイズを盛り込んだスタンプラリーを準備しました。
テディベア病院はドイツではじまり、世界中で注目されている活動です。ぬいぐるみの患者に、子どもがぬいぐるみの親や友達になって「病院ごっこ」を行うことで、病院に対する不安感を和らげ、ケアや思いやりの心を育みます。医学生が小児患者の扱い方を学ぶ研修の場であると同時に、子どもにとっては病院や医師を怖がらなくなるための体験の場となる。子供たちに病院での医療活動を理解してもらい、病気を「怖い」と思う気持ちを少しでも減らすことを目的に

そのつどいの広場で、人間健康学部の総合子ども学科の教員などによる「子育て支援講座(全9回)」を開催しており、11月21日には第5回目の講座が行われました。
今回は、総合子ども学科の諫山裕美子助教による「作って遊ぼう・季節の遊び」と題した講座が行われ、0~5歳のお子様連れの親子6組が参加しました。諫山ゼミに所属する3年生がこの日のために、子どもと一緒に楽しめる遊びを考え、ウェルネススタジオいっぱいに材料や道具の準備をして、当日に臨みました。








「子ども医学部」は、子ども達へ向けて多数の診療科の授業があり、それらは久留米市内の医師をはじめとする多くの医療関係者の無償協力で行われています。本学からも以下の先生が参加し、子どもたちへ向けて授業を行いました。
脳神経内科 谷脇 考恭 教授
脳神経外科 森岡 基浩 教授
看護学科 孫田 千恵 講師
解剖学科 嵯峨 堅 教授
形成外科 清川 兼輔 教授
がん教育 唐 宇飛 教授
眼科 阿久根 穂高 助教
皮膚科 武藤 一考 助教
腎臓内科 甲斐田 裕介 講師
子育て支援講座

つどいの広場では、今後もさまざまなテーマで講座を展開していく予定です。どなたでもお気軽に無料でご参加いただけますので、関心のある方は、是非ご参加ください。
つどいの広場:https://sites.google.com/kurume-u.ac.jp/tsudoi/
子育て支援講座HP:https://www.kurume-u.ac.jp/event/64e6b8b4420759e529934c83/