地域貢献のTOPICS 久留米大学小児科病棟で「どこでも万博」を開催
7月17日、久留米大学病院 小児科・小児外科病棟で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の取り組みの一環である「どこでも万博」が開催されました。今回は大人気のイタリアパビリオンと中継を結び、入院中の子どもたちがリアルな遠隔体験を楽しみました。
本企画は、病気などさまざまな事情で万博会場を訪れることが難しい方々にも、その魅力を届けることを目的としたもので、オンラインでのリアルタイムレポートと双方向のコミュニケーションを通じて、まるで会場にいるかのような万博体験を提供しています。
大阪・関西万博の「いのち輝く未来社会のデザイン」というテーマは、すべての人に健康と福祉を、そして、「誰一人取り残さない」というサステナビリティとダイバーシティ&インクルージョンを実証する万博の核となるテーマです。
今回の企画は、久留米大学病院の病棟スタッフが、「外に出たくても出られない、当たり前の日常生活を送ることができない子どもたちに、外の世界に触れる喜びを届けたい」という強い思いで応募し、実現しました。
企画した医学部小児科学講座の大園准教授は「入院中で万博会場に行けなかった子どもたちも、万博の雰囲気を感じることができて、一生の思い出になったと思います」と話しました。





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