地域貢献のTOPICS 学生サークルteam.csvがみやき町でAI体験ワークショップを実施【商学部】
ボランティアサークルteam.csv*の学生が、1月9日と16日の2日間、佐賀県みやき町において地域住民を対象としたAI体験ワークショップを実施しました。この活動は久留米大学とみやき町との間で締結された包括連携協定に基づくもので、今年で2回目となります。(2025年のイベントの様子)
この講座は、地域の高齢者を中心とした参加者にデジタル技術を楽しく体験してもらい、AIを活用した便利な生活を知ってもらうことを目的に開催されたものです。当初はスマートフォンの使い方を学ぶ講座として企画されていましたが、学生たちはより楽しみながら学べるよう、AIやデジタル技術をパソコンとスマートフォンで体験するレクリエーション形式のワークショップとして内容を構成しました。
*team.csvは、商学部商学科の木下和也教授の指導のもと、学生が主体となってICTを活用した地域課題の解決やICT教育イベントなどを全国各地で実施しているボランティアサークルです。今回の講座でも、学生たちが中心となって企画・準備を行い、当日の運営や参加者のサポートを担当しました。
第1日目(1月9日)
1月9日の講座では、AIの基本的な仕組みである「機械学習」をテーマに、体験型の実習を行いました。参加者はパソコンのWebカメラを使い、じゃんけんの手の形をAIに学習させる実験に挑戦しました。AIがデータをもとに学習していく仕組みを実際に体験することで、「AIはどのように学習するのか」という基本的な考え方を楽しく理解する機会となりました。 またAIが学習した手の形を「グー・チョキ・パー」の名称と紐づける処理はプログラミングを行うことで実現します。参加者の皆さんは初めてのプログラミングに興味津々の様子でした。
最終的に画面に登場するかわいいキャラクターが自分の差し出した手の形を「グー・チョキ・パー」と判別して教えてくれるようになり、参加者の皆さんからは驚きの声と同時に笑みが浮かんでいました。
第2日(1月16日)
1月16日の講座では、近年社会的に注目されている生成AIの活用を実習形式で体験してもらいました。新聞などで目にするAI関連用語の意味を理解しながら、実際にAIを活用する体験を行いました。参加者は、自分の想像した世界(存在しないテレビ番組のワンシーンなど)を画像として生成したり、自分で撮影した写真の内容や状況をAIに解説させたりするなど、AIの便利で楽しい使い方を体験しました。さらに、買い物の際に発行される複数枚のレシートを並べて動画で撮影し、その情報をもとに家計簿を自動生成する方法など、日常生活ですぐに役立つ活用例として体験してもらいました。
今回のワークショップでは、AIの「使い方」を知るだけでなく、その仕組みを理解することで安心して活用できることを重視しています。学生たちは参加者一人ひとりに寄り添いながら丁寧に説明を行い、会場では終始笑顔が絶えない和やかな雰囲気の中で講座が進められました。
本取り組みは、学生が地域社会のデジタル活用を支援するとともに、地域住民と共に学び合う貴重な機会となりました。team.csvの学生たちは今後も、ICTを活用した地域連携活動を通じて、地域の学びの場づくりに取り組んでいきます。
関連記事
team.csvの関連記事はこちら