学生生活・就職のTOPICS 久留米大学附設高校の谷瞳さん、ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2026)で銅メダルを獲得!

久留米大学附設高校の谷瞳さん、ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2026)で銅メダルを獲得!

2026年5月12日から18日にかけて、イタリアのチェゼナティコで開催された「第6回ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI 2026)」に日本代表として出場した谷瞳さん(高校2年生)が、銅メダルを受賞しました。この成績を受け、谷さんには文部科学大臣特別賞も授与されています。

ヨーロッパ女子情報オリンピック(EGOI)とは

EGOIは、高校3年生相当以下の女子学生を対象とした国際的なプログラミングコンテストです。競技では、与えられた課題を解決するための効率的なアルゴリズムを設計し、それをプログラム(C++やPython)として実装する能力が試されます。今回のイタリア大会には、世界68か国・地域から248名の選手が参加しました。

開催のイタリアのチェゼナーティコの街並み
開催のイタリアのチェゼナーティコの街並み
競技会場の様子(問題の復習風景)
競技会場の様子(問題の復習風景)

谷さんに今回の経験についてお話を伺いました

イタリアでの大会期間中、どのような経験をされたのか、谷さんにお話を伺いました。

まず、メインとなる競技について。競技は2日間にわたり、各日午前9時から午後2時までの5時間、1つの会場に各国の選手が集まり、1人1台のパソコンを使って課題に挑みます。谷さんは「5時間あっても全然時間が足りないくらいだった」と、その難易度と密度の濃さを振り返ります。

また、世界各国の選手との交流も大きな刺激になったようです。
競技の指示や他国の選手との会話は基本的にすべて英語。「不安もありましたが、現地の選手と『普段どうやってプログラミングの勉強をしているの?』『国内予選はどんな感じだった?』といった情報交換をすることができました」と語ります。

「各国の選手とお土産を交換する交流もあって、私は桜の形のしおりや日本のボールペンを持参しました。日本の文房具は好評で、ピカチュウデザインのボールペンだったのでとても喜ばれました。もらったお土産で嬉しかったのは、香港の選手からもらった美しい夜景のクリアファイルです」他国の選手たちとも楽しく交流した様子を話してくれました。

イタリアの気候についても、「日差しは強かったですが、日本の今の時期(梅雨前)に比べて乾燥していて過ごしやすかった」と話し、観光日やエクスカーションを通じて現地の雰囲気も楽しまれたようです。

今回の経験を経て、谷さんは「世界にはこんなにすごい人たちや、いろいろな人がいるんだと視野が広がった」と、国際大会ならではの刺激を受けたようです。

観光で訪れたボローニャ市内
観光で訪れたボローニャ市内
観光で訪れたサンマリノ
観光で訪れたサンマリノ

数学への情熱とこれからの目標

谷さんは高校1年生の時にも「2025ヨーロッパ女子数学オリンピック」で銀メダルを獲得している実力者です。

算数・数学が好きになったきっかけは、小学4年生の頃の塾の先生の授業が面白かったことだと言います。「全然解けない問題に対して長い時間考えて、解けるようになったら単純に嬉しいし気持ちいい」という粘り強い思考力が、情報オリンピックでの成果にも繋がっています。

将来については、「情報と科学、あるいは医療系など、情報科学を別の分野と組み合わせて何かを成し遂げたい」と、AIなどの技術を多分野に活かす道に興味を示しています。


留米大学は、世界を舞台に挑戦し続ける谷さんの今後ますますの活躍を応援しています。